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下眼瞼脂肪ヘルニアについて
今日もよろしくお願いします!
何度も言いますが僕は本当に本当にラーメンが好きです。
冷蔵庫には常に冷凍ラーメンが入っております。
ただこれ以上太ってしまうと鹿嶋先生から訓告処分を受けるため月1回程度の摂取でなんとか生きております。
今回は東京駅を通るたびにいつも食べようか食べまいか悩んでいた「六厘舎」に行って参りました。
何回も食べている安牌のようなラーメンですがまた誘惑に負けて食べてしまいました。
ご存知の方も多いと思いますが、以前ご紹介させていただいた松戸富田製麺と並んでつけ麺界を代表する名店です。
そんな店が八重洲地下にあるというのはダイエット中の僕には辛すぎる話です。
六厘舎のつけ麺はドロっとした濃厚スープスタイルの元祖と言われるお店です。
うどんのようなぶるんぶるんのコシのある麺に濃厚なスープが絡みます。
卓上のトッピングもイカしてます。
魚粉を足すとさらに濃厚になります。
ゆず粉を足すと上品な香りが広がります。
ライム酢を足すとさっぱりとしたスープに生まれ変わります。
食べ終わるまで会話ができないくらい夢中に食べてしまいます。一度お試しあれ。
さて本日は下眼瞼脂肪ヘルニアについてです。いわゆるクマです。
それに対して当院で行なっている術式は眼窩脂肪ヘルニア切除、裏ハムラ法です。
下眼瞼脂肪ヘルニアを語るにあたって大事な靭帯があります。
上記におけるorbicularis retaining ligamentです。
orbicularis retaining ligamentより上方の皮膚、眼窩隔膜がゆるむことで、眼窩脂肪が前方に脱出し下眼瞼脂肪ヘルニアが形成されます。
以下オキュロフェイシャルクリニック東京のHPより抜粋です。
眼窩脂肪の前方への脱出を解除するために下眼瞼結膜から眼窩内に入り、orbicularis retaining ligamentを外して眼窩脂肪を上顎骨・頬骨の前面に移動させて段差をなくす手術がいわゆる「裏ハムラ法」です。
同じ下眼瞼結膜からのアプローチで眼窩脂肪を切除する方法もあります。
脂肪切除のみだと下眼瞼皮膚弛緩がある場合、皮膚のシワが残って貧相な下眼瞼になってしまいます。
(皮膚弛緩のない若年者には切除が有効です。)
裏ハムラであれば脂肪切除を行わないため自然でflatな下眼瞼にできます。
今回は病態説明だけで実際の手術のコツについてはまたの機会に紹介させていただきます。
今日もありがとうございました!!
追記
最近まで知りませんでしたが、ptosisとpterygiumはpを発音しません。お恥ずかしい。知らない方は覚えておいてください。
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著者情報
菊地 良
Ryo Kikuchi経 歴
2016年 | 弘前大学医学部 卒業 |
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2016年 | 青森県むつ総合病院初期研修医 |
2018年 | 亀田総合病院 眼科 常勤 |
2020年 | オキュロフェイシャルクリニック東京 |
2020年 | 新前橋かしま眼科形成外科クリニック |
2024年 | まぶたとなみだのクリニック 院長 |